わたし自身、以前のように雑誌を買わなくなってしまって、
リースがあるたびに、こんなの出てるのかぁー、
と新しく知る今日この頃です。
この業界にいても、インテリア雑誌を買わないのに、
誰が買っているんだろう、、、
どれだけ売れてるんだんだろう、と素直に思ったり。
みなさんはどうですか、買ってます?
今回は、スタイリストの中島さんよりお話しを頂いて
先週末(3/11)発売した『GO OUT Livin vol. 11』にご協力させて頂きました。
テーマは
「好きなこと」と部屋
好きなものに囲まれてくらす、おしゃれで趣味全開な25人の部屋。
まさに濃い部屋がズラリのってます。
趣味全開。
スケボーやサーフィン、アメリカントイなど、
次々出てくるインテリアを見てると、
なんとも言えない気持ちが湧いてきて、これなんだっけなーと思ってたら
あ、懐かしいんだ!と気づきました。
学生時代に読み漁っていた『smart 別冊インテリア』や『Boon』『ポパイ』『カジカジ』や、あの頃の世界。
トイレに芝生みたいの敷いたり、
部屋の照明を赤やピンクにしたり(笑)
当時のファッション誌が扱うインテリアの切り口はもっと「モテ部屋」寄りだったけど、
やっぱり趣味で埋め尽くされた部屋っていうのは、
特集内にぜったい1部屋はあった。
きっと「趣味部屋」って永遠のあこがれなんですね。
男性にとってはとくに。
奥田英朗の『家日和』って本の中で、
「おれ、思うんだけど、男が自分の部屋を持てる時期って、金のない独身生活時代までじゃないか。でもな、本当に欲しいのは三十を過ぎてからなんだよな。CDやDVDならいくらでも買える。オーディオセットも高いけどなんとかなる。けれどそのときは自分の部屋がない......」
っていう主人公のセリフがあって。
案外、こんなところに真理があるのかなと思ったり。
私はというと、
昔あんなに憧れてた「趣味部屋」が、
今は全然ピンとこなくて....。
実際は、もっと好きなものの境界線って曖昧で、
部屋に置いてあるものも統一感なくてアンバランスな方が、人間味があって面白いなって。
見てて楽しいというか。
ただ、
そういう部屋って、なかなか雑誌にのらないから
結局見れないっていう。
あ、だから買わないのか。
最初の疑問が解決しました(笑)
良い悪いじゃなくて、好みの話し。
(次からリース来なくなりますよ、という隣からの声を振り切って公開ボタンを押しま、、、す。ていっ)
posted by A. Imoto