1週間ほどニューヨークに行ってきました。
出張とはいえ、旅は旅。
せっかくなので気になっていたホテルにも泊まってみました。
今回の宿泊先がこちら。
The Marlton Hotel (ザ・マールトンホテル)。
↑上の写真はホームページより。
実際は、昼間に通ると↓こんな感じで、あんなにギラギラしてません。
このホテルの仕掛け人は、バワリー・ホテル(The Bowery Hotel)や
ルドローホテル(The Ludlow Hotel)を手がけたことで有名なショーン・マクファーソン。
2013年オープンなのでホテルとしてはまだ新しいですが、
古くはアートスクールの学生寮として使われていた建物を修復して使っている為、
建物自体がいわゆるホテルとは違って個性的です。
そのクラシカルな面影は、中に足を踏み入れても裏切られることなく
重厚であたたかみのあるウッディーな空間が。
レセプションの背面には、
ヴィンテージ木棚に、ずらーっとルームキーが掛けてあって、
ここから自分の部屋のキーを渡されるだけで、
もう期待値がぐんぐん上がってます。
いざ、部屋へ。
広さは、これぞニューヨークスタンダード!つまり、狭っいです。
部屋のトーンは、ヘッドボードのフレンチブルーが効いていて、
クラシカル&ロマンチックな雰囲気。
全体に女性的な感じなのかなーと思っていたところで、バスルームの扉を開けると、、、
チェッカータイル!
激萌えです。個人的にチェッカータイルが好きというのもありますが、
この甘さを抑えたセンスの良さにやられてしまいました。
シャワーの配管も蛇口もすべてアンティーク。
こちらは、廊下。床のヘリンボーンタイルにペルシャ絨毯。
建物全体に漂うあたたかな雰囲気と居心地の良さは、
元々備わっていた古いパーツをあえてそのまま活かした設計で、
過剰なデコレーションを施していないところにある気がします。
そして、このホテルの一番の魅力がラウンジ。
私の部屋は2階だったので、正面階段から降りると、、、
左手にカフェラウンジ。
右手に、バー&レストランスーペースが広がります。
ここの家具も全てアンティークでいちいちセンスが良い。
宿泊者はこのラウンジスペースを自由に使えるので、
暖炉の火を横目に、本を呼んだりパソコンで仕事をしたりと
みんな思い思いに過ごしてました。
この穏やかな時間こそ、このホテルを選ぶ醍醐味だなーという気がします。
ニューヨークのデザインホテル業界を牽引する
ACE HOTELや、Wythe Hotelのような派手さはないものの、
街の喧騒をのがれて、大人がゆっくり過ごすホテルとしてはとてもオススメです。
あ、そういえば、
バスローブがマルジェラでした。
いちいちにくいね。
ではー。
posted by A. Imoto