私の選ぶベスト・オブ・男前インテリア
引越しにも負ケズ、 大掃除にも負ケズ、 捨てられずに生き残ってきた雑誌たち。 中でも、 BRUTUSの居住空間学特集は ずいぶん溜まってきました。 インテリアではなく暮らしの空間という目線の流行りとは一線を画した内容で 読み返しても古くならないんですよね。毎年楽しみにしてる特集です。 --------- ところで、近ごろ流行りのワード「男前インテリア」 知ってます? まとめサイト等でBasShuもこの括りで紹介されたりしてて、 私自身きちんとした定義も何もわかってないんですが。。。 ただ、 このワードを聞く度に思い出す「家」があって、 久しぶりにひっぱり出してみました。 釣り師(?)・イラストレーター/ つがおか一孝氏のお家です。 これは、2010年の特集号ですが、 強烈なインパクトで、何度見てもグッと心を掴まれます。 インタビューも面白くて、 「とにかく、サッパリ片付いている部屋っていうのが、耐えられないんですよ。(中略)人によっては部屋をいつもクリアな状態にしておきたいという人もいるし、特にクリエイターは何もない場所にいてこそ創造力が湧くという人も多いけど、僕は逆。視界の中に自分の好きないろんなものがあって、わいわいガヤガヤと話しかけてくる。そのほうが居心地がいいし、その賑やかさが僕に創造力を与えてくれるんです」by つがおか氏 今でもこの言葉にはげしく共感するし、素敵だなーと。 男前、いや、漢前インテリア。 わたしの勝手な解釈ですが、 本当の男前インテリアって、【人に見せる】ことを前提にしてない空間だと思うんです。 狭くても散らかってても、 テイストめちゃくちゃでも 自分にとっての居心地の良さが最優先。 一方で、女の人がインテリアの主導権を握ってる家って、 テイストは色々あれど、余計なモノが置かれてないスッキリとした空間が多い気がします。 モデルルーム感というか。 それって、きっと ◎友人を招いても恥ずかしくないとか、 ◎ちょっといい暮らししてると思われたいとか、 ◎SNSでセンスが良いと思われたいとか、...